BD-1で道東(釧路・知床)サイクリング【11】

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北海道(知床)サイクリングの続きです。今回はBD-1で知床峠へ行った様子をお伝えします。

2009/5/5(火)

この日も前日に引き続き、知床斜里から知床ウトロ方面へBD-1サイクリングに向かった。本日の目的地は知床峠。この北海道BD-1サイクリング旅行のクライマックスにして最も難易度が高いと思われるコースだ。

難易度が高いというのは、距離もそうだし、勾配の面からも難易度が高そうだ。知床峠は標高780mということなので、単純に考えても780m上る必要がある。しかも、知床斜里からウトロまでの道でも登り坂はあるわけで、トータルでいくと1000mは越さないにしろ、1000m近く坂を上ることになると想定していた。

なんと言っても、知床峠はキング・オブ・ザ・峠で、北海道地域賞を受賞したというほど。北海道でトップレベルの峠なのだ。

知床斜里のホテル「グランティア」を10時頃出発。最初の道は前日ウトロから帰ってきた農道を走る。農道の突き当たりで、国道334号とぶつかる。国道334号を横切るとウナベツスキー場があるようです。
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今考えると、同じ道をよくまた次の日も走る気になったものだとちょっと呆れているが、北海道はやはりサイクリングにふさわしい土地なんだろう。その時は、ウトロまでまた片道40km走る事に対して全く嫌な気分ではなかったのだ。

ただ、1つ気になったのはその日は天気予報で午後から雨の予報だったこと。雨ではBD-1へのダメージも大きく、また安全性という面からも良くないため、なるべく早く帰ってくる予定にしてホテルを出発した。これが後で命取りになろうとはその時点では想像もしていなかったのだが。。。

ウトロまでの道は、昨日も走っていて勝手がほぼ分かっていた。同じ道をまた昨日と同じように走っていたが、海沿いの道をサイクリングするというのは気持ちのいいものだと改めて思った。
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その日分かった事だが、この季節(というか1年中そうかもしれない)はウトロ側から知床斜里方面(つまり北から南)へ風が吹いてきて、ウトロへ向かう道は風を正面から受けて走る事になるということ。

そんなわけであまり速度を出す事はできなかったが、それでも時速25kmくらいは保ちながら進んでいく。

ウトロには12時到着するのが目標だったが、着いたのが11時50分くらい。ほぼ予定通りの行程。ウトロで特に止まることもなく先へ走り続ける。
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ウトロを過ぎた辺りで知床岬観光の大型観光船(おーろら)を発見。
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前日にぎょっとした高台への登り道の前に補給ということで、キットカットのバーを食べた。236Kcal。結構なカロリー量。
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そして知床峠に向けて走り出した。

この先も、前の日走った道なので勝手が分かっていて前日のような不安感はなかったが、知床五湖の分岐点から先は全く不明なのでそこからは気を引き締めて進む。通行可能時間は午前10時~午後3時半までという注意書き。
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知床五湖の分岐点から先の道はだらだらと上ってはいるが、それほど傾斜がきつい訳ではなく、勾配は5%弱くらいか。遅いながらも順調に進んでいく。
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そうこうして前へ進んでいると、前にクルマが止まっている。何かと思ったらキタキツネがいた。なんとクルマから餌をやっている。完全なマナー違反である。
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キタキツネだからまだいいが、これがクマになるととんでもない事になるのでこういう輩は何とかして欲しいものだ。

正直なところ、ここに来るまで、知床峠行きはとても恐れていた。何故恐れていたかというと、この峠道が開通したのがつい5日前の4/30だったため、積雪がまだ残っていてBD-1でちゃんと走れるのか不安だったからだ。

何しろ4月中旬に開通状況のホームページで知床峠の道路状況を見たところ、道路の上にまだ雪がかなり残っていて、これはちょっと自転車で走るのは難しいかなと思っていた。しかも、積雪量が3mという記載もあったので、たとえ開通したとしても開通直後この道路上を自転車で通るということは無謀のように思えたからだ。何しろ道路状況がここに来るまで分からないので不安だったのだ。

しかし、予想に反して知床五湖から先、数キロは道路脇にはまったく雪は無く、道路状況はすこぶる快適。標高290m地点では少し雪がある程度。
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しばらく進むと道路脇に徐々に雪が高く積もり始めた。
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道は緩やかなカーブや直線が続き、しばらく行くと、左側に羅臼岳が視界に入ってきた。進むにつれて道路脇の雪もだんだんと深く積もってくるようになった。
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クルマはそれほど多くは通っていないが、それでも1分に一回くらいは追い越されていく。クルマが通らない時は鳥の鳴き声があちこちから聞こえてなかなか気持ちの良い道路だ。

標高500m。
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標高500mの看板を超えた辺りから少しずつ道の傾斜がきつくなってくるように思えた。
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ここ辺りから道はカーブがきつくなってくる。
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しかし景色としてはこの辺りの方が、下の道よりも断然素晴らしい。道の左側には羅臼岳がはっきりとその姿を見せ、右側にも山が見える。

道路脇の積雪もかなり高くなり、道路脇は一面の銀世界。ここからカーブを何度か繰り返し、元来た道を振り返ると、雪の中に道路がクネクネと走り、そして遠くには海が広がり、かなりの絶景。
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しばし景色を眺め休憩し、再びBD-1を漕ぎ始める。1時半知床峠へ到着予定がこの時点で既に1時半。

距離的にあともう少しだと思い、もうひと踏張りしたところその数分後に知床峠に到着。1時40分頃に着いた。
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知床峠に登った感じとしては、普通の峠道よりもそれ程辛くなく楽だった。事前に予想していたよりも実際はそれ程辛くなかったということも影響していると思う。

それに加えて、景色が良かったということも楽に思えた原因かもしれない。

絶景を見ながら自転車を漕ぐという贅沢を味わえる道だ。

続きます。


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