2016 ミャンマー⇔タイ・メーサロン自転車の旅(1日目-5)

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前回の続きです。

完全に日が落ち、完全なる漆黒の世界に突入。
運悪く山道に入り、民家の灯りも無い。
もちろん街灯なんてモノはこのタイの山奥には無し。
通り過ぎるクルマ・バイクもほぼ無し。

ちなみに、地図上だと↓の黒丸の辺り。

↓拡大すると、こんな感じ。およそ5kmの登り。

ここをどう切り抜けたかというと、完全に日が落ちた時のために、今回ヘッドランプを持参していました。
Litom LEDヘッドライト。これがないと本当にヤバかった。

運悪く、山道はアスファルト入れ替え工事中。コンクリートが剥がされ、砂利道となっていて、パンクの事を考えるとまともに乗って漕げず。特に道が悪い部分はバイクから降りて押して上がる。

自分のヘッドライト以外灯りがない漆黒の世界。
周りの音はカエルとか昆虫の鳴く音のみ。
記事を書いているのが既に数ヶ月後のことなので、既にどういう音を聞いていたのかハッキリとは覚えていないが必死に宿に着くことだけを考えていた。

写真を撮る余裕も無かった。

当初予定では19時頃には宿に着けるかな、と考えていたが、アスファルト工事、思ったよりも勾配があり進まないということもあって、押して上がったりして予想以上に時間が掛かり19時は完全に無理と途中で諦める。
それでも何とか漕ぎ続けなければ(押し続けなければ)ならない。山道の頂上を過ぎてしばらくアップダウンを繰り返しやっと峠を超えて一旦下り。

そして下りきったら最後の登り。

アスファルト舗装はされていたが、最後の登りの斜度が異様にキツイ。確実に10%超え。
とても漕いで進む事ができず、またしても押し歩き。
時速4~5kmの世界。

あとで標高グラフを見て驚いた。3kmで400mアップ。平均斜度13%。等高線に対して垂直に道路がひかれているのを後で地形図を見て知った次第。

結局、宿(プーメックタワン リゾート(Phumektawan Resort))に着いたのがタイ時間20時半。

ミャンマーのタチレク空港出発が14時30分(タイ時間15時)なので、結局5時間半掛かったことになる。
ともかく無事に到着して良かった。

宿の食堂は既に営業が終わって片付け中だったが、宿のおばちゃんが特別にありあわせのご飯を作ってくれた。ありがたや。
英語は通じず。でもジェスチャーでなんとかなった。
あと到着が10分遅かったら、宿のスタッフの人がみんな帰ってしまって誰もいなかっただろうと思うと恐ろしい。
何と言っても宿のフロントが無かったし。

ちなみに時間で見た標高推移。最後は40分くらい掛かってます。

この日はヘッドライトと宿の食堂のおばちゃんに助けられた。
ヘッドライトは日本でも山道を行くのであれば携帯しておいた方が良いですね。何が起きるか分からないので。

プーメックタワン リゾート(Phumektawan Resort)

続きます。


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