BD-1で道東(釧路・知床)サイクリング【7】

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BD-1での道東(釧路・知床)サイクリング記事 その7です。

北海道BD-1サイクリング4日目。

この日は川湯温泉への移動日ということもあって、朝は早めに起床。

というのも、釧路駅発の川湯温泉方面の電車が朝9時5分出発だったからだ。この電車を逃すと2時間以上次の電車まで待たなければならないため、何が何でもこの電車に乗る必要があった。
ホテルの朝食を8時15分までに取り終え、チェックアウトは8時半の予定にしていたが、実際は8時35分チェックアウトになってしまったが、ほぼ予定通りの予定でチェックアウトすることができた。

釧路駅に着いたのは8時50分くらい。

乗車券は、新千歳空港で購入した乗車券がまだ有効だったので、乗車券は買わずに済んだ。

すでに駅のホームでは、9時5分発の「快速しれとこ号」待ちの乗客が並んでいた。

自分が到着した後も続々とお客がやってきてたちまち自然と列ができていた。自分は電車の出入り口がどこにあるのか分からなかったために、適当な場所に並んでいたのだが、どうやらその場所は正しい乗車口ではなかったようだった。

どうせ自分は自転車持ちなので、最後尾の場所に自転車を置くつもりだったために、あまり先に乗り込む予定はなかったのだが。。。

発車8分くらい前になって電車が到着。乗る電車の名前が快速だったので、2両編成くらいあるのかなと期待していたが、やはり1両のみ
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だが、全員お客が乗り込んでも立たなければならない人は2,3人だったので、1両が適切な車両数なのだろう。ゴールデンウィーク中でこれなので、普段はもっと乗客は少ないのでしょうね。

自転車を最後尾の空きスペースに置いて、自分はしばらく後ろの部分で立っていることにした。立っていたほうが左右両方の景色が見えるので、こっちの方がお得な気がした。
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電車は定刻どおり、9時5分に出発。のどかなローカル列車と思っていたが、スピードは意外と出る。

すぐに次の東釧路駅に到着。そして停車時間は10秒くらいですぐに次の駅に向けて走り始めた。

この後、塘路駅までは一昨日自転車で走った道沿いを行くので景色などはほぼ見慣れたものだった。
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釧路湿原駅には、10人くらいのお客が降りた。次の塘路駅でも割と多くのお客さんが降りていた。
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塘路駅を過ぎ、茅沼駅を過ぎると湿原地帯は終わり、平原が広がる。そうこうするうちに、10時25分に川湯温泉駅に到着。列車から降りると硫黄の匂いが立ち込めていた。さすが硫黄山の麓だけはある。そして心なしか気温も釧路よりも高い気がした。

温泉街は駅から3km程離れているため、駅前はかなり閑散としていてタクシーが一台と川湯温泉へ行くバスが一台と待っているだけだった。
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すぐにBD-1を組み立て、今日泊まるホテルへと向かう。

ホテルは駅から徒歩3分ということだったので、歩いても行けない事は無いが、手でBD-1を持って3分歩ける気がしなかったため、組み立てた。

自転者に乗ること1分。国道391号に到着。国道を渡った目の前がホテル(ホテル パークウェイ)だ。
hotel_parkway_0284.JPG

ホテルと言っても、ペンション風で部屋は和室という何とも風変わりなホテルだ。

フロントにチェックインまで荷物を預けてもらうようにお願いして、早速今日もBD-1サイクリングの始まりである。

摩周湖へもともとは行く予定はなかったが、ガイドブック『るるぶ』を見ると割と近くに摩周湖があることが分かり、急遽最初に摩周湖へ行くことにした。地図を見てもだいたい7,8kmの距離のため、一時間ほどで行って帰ってこれる見積もりだった。

だが、摩周湖への道路に入ったところで、摩周湖13kmという表示が見え、見積もりは早くも間違っていたことが判明。1時間半に見積もりを修正した。

摩周湖は山の上にあるため、摩周湖へ行くにはすべて上り坂の道を登らなければいけない。最初はひたすら直線の道を登っていく。
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その途中で自転車で摩周湖へ行くと思われるカップルを発見した。自転車は何とママチャリ。すでに疲れたのか自転車を降りて押してあがっていた。

直線コースが終わるとあとはくねくねと曲がり道を登っていく。勾配はかなり急だが10%は無いと思われる。

登るにつれて道の脇は雪が積もったままの状態で気温もかなりひんやりとしてくる。
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途中から見晴らしがよくなり、右手には屈斜路湖や硫黄山が見えてくる。天気があまりよくないので、はっきりとは見えなかったのが残念。
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そんなこんなでだらだらを頂上目指して走っていると予想よりも早く第三展望台に到着。後で分かったことだが、標識にあった13kmというのはこの先の第一展望台までの距離で、第三展望台までは10kmくらいとのことだった。
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BD-1を降りて早速摩周湖の見学。曇ってはいたけれども割とはっきりと湖の全貌を見ることができた。湖に浮かぶ小島、カムイヌプリも見えた。霧の摩周湖とは良く聞くが、今日の天候はどれくらい良いのやら。湖の周りは人の手が入らず何だか神聖な感じがした。簡素な展望台があるだけで、よくある観光客用のお店とかが全くないのが良い。
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摩周湖に来た記念にBD-1を撮影。
BD-1_0282.JPG

寒くなってきたので川湯温泉まで戻ることに。帰りはすべて下りなので気持ちがよい。行きは50分くらいだったが、帰りは15分ほど。

あっというまに国道391手前まで戻ってきた。
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続きます。


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