先週末さいたま新都心で開催された「さいたまクリテリウム by ツール・ド・フランス2013」に行ってきました。
今年ツールを制したフルームや世界選手権を制したルイ・コスタ、最強スプリンターのキッテル、などなど今まで日本では見られなかった有力選手達がやって来るということで見てきました。
14時前に会場に到着しましたが、現場は既に大勢の観客が2重、3重の垣根を作っていて後ろから見ざるを得ない状況。
ゴールから遠く離れた所まで行ってみても人が少なくなる気配は無し。諦めて観戦ポイントとして良さそうな場所で人垣の後ろから観ることにしました。
最初は選手半分ずつに分かれてのポイントレースでしたが、その中で目の前でガッシャーンという音がしたと思ったら選手が落車。。。
落車したのは明治大学の学生さんのようでした。
Cerveloのバイクのフレームが真っ二つに割れ、ホイールがかなり曲がっていた事からも、もの凄い衝撃で柵にぶつかったのだと思います。
ポイントレースの合間。新城幸也が目の前を通り抜けていきました。
既にご存知の通り、フルームが優勝です。
最後マイヨ・ジョーヌ、マイヨ・ヴェール、レインボージャージの三者揃い踏みで飛びだしたのは、J-sportsを後で見ると何だか不自然でしたが、エキシビションなのでよしとしましょう。これに勝ったからといって何のUCIポイントも付きませんし、ここで勝ちにいくメリットはあまり無いでしょう。
有名選手をこんなに間近で何十回も目の前を通り過ぎるのを観る、というのは本場ヨーロッパでもなかなか観ることは出来ないと思うので、今回のクリテリウムは貴重な体験でした。
今回、悪天候が予想されていたにも関わらず大勢の観客が詰めかけたので、来年も開催するのであれば、コース一周の距離をもう少し広げるか、観客が観れるスペースを増やして欲しいです。有料で観れるシートをもう少し作っても良かったのではないでしょうか。
■さいたまで見せつけた王者の威厳 マイヨジョーヌのフルームが独走勝利
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