BD-1 クラシック(2014年モデル)のインプレ第2回です。
前回はBD-1クラシックの外観について書きましたが、今回は乗り心地について。
ネット上では、BD-1クラシックの特徴として、フレームの太さが太くなったことにより、フレーム強度が上がり、安定性が増した、というような記載をよく見かけます。
確かに、以前のBD-1ストレートフレームに比べるとフレーム剛性は上がっていて、特にカーブの時、フレームの歪みが無く、安心感があります。
まあ、以前のモデルが安定性が無かったかというとそれ程不安は感じませんでしたが、今回のBD-1クラシックで更に向上したというレベルです。(相変わらず手放し運転は厳禁ですよ!!確実にコケます。)
で、ここからが新たな視点ですが、今回のBD-1クラシックは乗車姿勢がアップライト気味なのです。どういう事かというと、旧モデルのBD-1に比べると、乗車時、上体が立った姿勢になります。
これは好き好きだと思いますが、ロードバイクに乗り慣れている方にとっては、上体がやや起きすぎと感じると思います。乗った姿勢としてはママチャリに近い感じでしょうか。
原因としては、ハンドルの角度が旧モデルに比べるとサドル寄りになっていることだと思います。旧モデルはハンドル位置が若干前に向いていますが、BD-1クラシックは地面に対してほぼ90度の角度となります。
そのため、前傾姿勢を取らない乗り方となります。
BD-1クラシックで前傾姿勢を取りたいならば、サドル位置を後方に持ってくることで少しは改善可能かと思います。
あと気になったのが、ホイール。
私の持っている旧モデルは、以前にも書いた通り、A-CLASSのALEX FOLEX18を装着しています。
BD-1 Classicに装備されているホイールは、ALEX FOLEX18と比べると転がりやすさが悪いです。
多摩の連光寺坂で試してみました。
私と相方で交互に乗り比べて、下るスピードがどれくらい違うのかを見てみました。体重差は15kgです。
私が旧モデルBD-1のALEX FOLEX18ホイール、相方がBD-1 Classicのノーマルホイールの場合、ペダルを漕がずに同時に連光寺坂を下ると、みるみる差が付いていきました。15kgの体重差があるので、当然ALEX FOLEX18を装着した旧モデルBD-1の圧勝。
次に私がBD-1 Classicのノーマルホイール、相方が旧モデルBD-1のALEX FOLEX18に乗って、連光寺坂を下りました。ホイールが同性能であれば、BD-1 Classicが圧勝するはずです。
結果はどうだったかというと、BD-1 CLASSICノーマルホイールではBD-1 ALEX FOLEX18に追い付くことができませんでした。
ここまで差があるとは思っていなかったですが、ホイールの差ってかなり大きことを改めて実感した次第であります。
ALEX FOLEX18ホイールは漕いだらすーっと前に進む感じがあるのですが、ノーマルホイールだと何かに引っ掛かっているような感じがしていたのですが、今回の実験でよく分かりました。
余裕があれば、BD-1 ClassicにもA-CLASS FOLEXを装着しようと思います。
次回に続きます。
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