ツール・ド・フランス2013 雑感

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ツール・ド・フランス2013は昨日、ステージ20を終え、後はパリ凱旋門へと帰還するステージ21だけとなりました。

実質、最終ステージでは順位の変動はないので、昨日の20ステージでマイヨ・ジョーヌはフルームで確定ということになりました。

レース前の下馬評通り、フルームが圧倒的な力の差を見せつけて勝ったのが今回のツールドフランス2013で強く残った印象でした。

結果的にフルーム強しだったわけですが、去年のウィギンスと違って、フルーム自らアタックしたり、また、他チーム勢もフルームを脱落させるべく色々な攻撃を毎回のように仕掛けた上での結果だったので、レース観戦は楽しむことができました。

表彰台争いは最後で逆転という形になりましたし。

個人的には昨年よりも面白かったと思います。

で、レースを観戦して思ったのは機材の進化。

あれだけの規模で行われるロードレース、それに優勝するべく、選手のフィジカルの面だけでなく、機材の面においても各メーカーが毎年色々な研究・試行が行われ実践に投入されます。

それを選手が実際に走ってフィードバックを行い、市販化。それを数多くのホビーレーサーが購入することで、いい意味での機材の進化のサイクルが起こっています。

翻って、小径自転車はどうかというと、ロードレースに比べると進化のスピードは恐ろしく遅い気がします。

その理由は上記に述べたように、ロードレースのようなレースが存在しないこと、それによって使用者がホビーレーサーに限られ、また小径車に乗る人自体少ないことで、メーカーも少ない。

その結果、競争が生まれず進化のサイクルが遅くなっていると思います。

小径車のブランドはR&Mとブロンプトン、DAHON、Tyrell、その他大手メーカーは片手間くらいしか手をかけていないですし、当然研究開発費も少ない。

そのような小径車ですが、小径車のプロレース開催は無理だとしても、より多くのホビーレーサーが小径車に乗ることで市場が広がり、それに伴い進化のスピードも速くなってくることを期待したいです。


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